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2007年12月 アーカイブ

2007年12月08日

医療事務の魅力について説明します。

「医療事務の魅力は?」と聞かれれば、資格がなくても働ける・勤務体制が豊富・スキルアップができるなどさまざまな理由があげられるでしょう。
特に、スキルアップという点においては、医療に関するさまざまな知識を得ることができます。
これは、他の仕事に就いていては、到底縁が無いことですね。

例えば、患者さんのなかには、
日常 通院しているからと怪我をした手当てを内科でお願いされる方がいます。
このような場合、もしかしたら骨折の疑いも考え、整形外科を紹介することになります。

このように、どこにかかれば良いのかが分からない方は意外と多いのではないでしょうか?
患者さんには、お年寄りや小さい子供も多いと思います。
病院の『はしご』ほど、負担を強いられるものはありません。

仕事上、必要な知識が、日常の生活の中でも生かすことが出来るのですから、やりがいがある仕事と言われる理由がわかりますね。

医療事務のブログでは、こんなことが

インターネットを検索していると、面白いブログをたくさん見る事ができますね。
医療事務で働いている皆さんも、それぞれ いろいろなブログを作っていらっしゃいます。
日々の医療事務の仕事ぶりを綴った日記はもちろん、資格を取るべく頑張っていらっしゃる方達は、その勉強ぶりを披露されています。

なかには、質問コーナーまで設けてあるブログもあります。
ここでは、多くの方達がレセプトに関する事や、患者さんへの対処法などを質問されています。
「上には上がいる」と言いますが、聞けばすぐに答えてくれる医療事務のプロの方達がたくさん答えていらっしゃいます。

質問と言えば、mixiなどのコミュニティを活用されている方達も多いようです。
医療事務関連のコミュニティでは、すでに働いている人・これから勉強しようとしている人達が、医療事務についていろいろ語り合っています。
読むだけでも勉強になって、とても面白いものです。

2007年12月09日

医療事務として採用されるには、こうしたらいいんです。

ハローワークや就職雑誌など、医療事務の募集はさまざまな形で目にすることがあります。
近所に新しくクリニックが出来ると、募集は必ず入るでしょうし、診察に行くと張り紙がしてある事だってありますね。

医療事務の仕事は、資格がなくても働けますが、現状は資格を持っている方のほうが就職には有利です。
しかし、どんなにたくさん資格を持っていても、現場で即戦力になれる方は滅多にいないでしょう。
それは、病院によって医療事務のやり方が全く違うということもありますし、今までと違う診療科に行けば皆さん一から覚えなおしということが多いのです。

働きたい病院が見つかったら、面接をしてもらえるかどうかを、まずは病院に確認しましょう。
病院の仕事は、連携プレーで動いていると言っても過言ではありません。
コミュニケーション上手な人を望んでいるところが多いので、面接ではそういう点をアピールすると良いでしょう。

いろいろ探せば、あなたを必要と思ってくれる病院に必ず出会えるはずです。
前向きに考えて、次の面接がうまくいくように、
就職活動の間にもスキルアップしてはいかがでしょうか?

2007年12月10日

医療事務の独学は、このようにしましょう。

本屋さんで医療事務の本を探すと、医療事務の過去の問題集や参考書を見つけることができます。
中を開くと、かなり専門的な単語が並べられているので、医療事務を経験したことがない人には、難しいでしょう。

しかし、多少の経験があったり、基礎知識がある方は、これらの参考書などを使って、独学で知識を得ることは可能です。
常に勉強しておきたい、資格をとりたいと思われたら「診療報酬点数表」という本だけは必ず購入しましょう。
どの医療機関でも、この点数表に基づいて診療報酬を計算するわけですから、この本を読みこなせる力が必要なのです。

注意しなければいけないのは、とりたい試験に受験資格があるかないかという点です。
試験には、さまざまな受験資格が設けられていますから「不問」と書かれたものを選ぶようにしてくださいね。

「医療秘書技能検定試験」や「診療報酬請求事務能力検定試験」などは、テキストなども多く売られていますので、勉強し易いのではないでしょうか?

2007年12月11日

医療事務の専門学校・短大は、こんな感じです。

調べると、医療事務の専門学校や短大がとても多いのをご存知ですか?
専門学校や短大は、高校卒業後の進路だから、若い人ばかりじゃないの?と思われるかも知れません。

しかし、最近では資格をとって転職しようとする社会人の姿も多くみられるのですよ。
そのために、学校によっては、夜間コースなどを設けているところもあります。
若い人に混じって勉強すれば、気持ちも若々しくなれそうですが、ちょっと気が引ける方には、夜間コースなどは学校選びの選択肢の一つに入りそうですね。

専門学校などの一番のメリットはその就職率の高さでしょう。
1年から3年間、みっちり勉強できるので、取得する資格は一つばかりではありません。
頑張り次第で、医療事務以外のパソコン技能検定・秘書技能検定・日商簿記などさまざまな資格がとれますから、就職に大変有利なのが分かりますね。
さらに、医療現場での実習授業を取り入れられていますので、卒業後にどの医療事務の職種に就きたいかを考えることができます。

2007年12月12日

医療事務の通信講座は、良いのかな!?

医療事務の仕事に資格はいらないとは言えど、いざ就職して働き始めると、覚えなくてはいけないことの多さに閉口してしまいます。
とはいえ、専門知識は毎日カルテを入力したりしていれば、自然と頭に入ってくるものですが、やればやるほど、もっと覚えたいなどと思うようになるのではないでしょうか?

このように、資格がなくて働き始めた人には、
自主的に医療事務の資格を目指し始める人が多いようです。
しかし、仕事をしていては、学校に通うのはなかなか難しいですよね。

そんな時は、通信講座を利用しましょう。
通信講座は、自分の好きな時間に勉強が出来るのが最大のメリットです。
また、通学講座のように開始日が決められていないので、好きな時に始めることができますね。

何年もかけてダラダラと勉強しても、やる気が失せてしまうだけですから、延長期間を考慮したスケジュールを立てるといいでしょう。

通信講座には独りで頑張れる強い意志が必要です。
多くの講座では、無料でテキストなどの無料サンプルがもらえるようです。
まずは、これらを取り寄せて、ここなら頑張れるという講座を見つけてくださいね。

2007年12月13日

医療事務の通学講座は、どうなの?

なるべく短期間で医療事務の資格をとりたいと思っていらっしゃる方には通学講座をお勧めします。
通学講座の最大のメリットは、しっかり教えてくれる先生がいるということでしょう。
さらに、カリキュラムもしっかり作られていますので、ポイントを押さえた勉強ができます。
また、受講する時間帯は昼間だけではなく、休日や夜間など、自分が通える時間帯を選ぶことができるのが魅力の一つでもあります。

どのような通学講座があるのかは、広告や雑誌、インターネットなどさまざまな場面で目にすることができます。
新聞の中の広告やCMなどでも、目にした事があるのではないでしょうか?

資料を見ると、よく分かりますが、それぞれがいろいろなサービスを提供しています。
分からないところは、ビデオで繰り返し学習できる講座・電話やFAXで質問に答えてくれる講座・シミュレーション授業をしてくれる講座・・・
いくつかの資料をとりよせて、比較してみましょう。

通学講座は、医療事務をやりたいという同じ目標を持った人たちが集まりますから、一緒に励ましあって勉強できます。
独りじゃないと思ったら、頑張れそうな気がするのではないでしょうか。

2007年12月14日

電子カルテについて

小学校でもパソコンの授業があるくらい、
私達の生活にコンピューターはなくてはならないものになりましたね。

医療業界においても、治療はもちろん、
医療事務の仕事にもコンピューターは欠かせないものになってきました。

現在のレセプトはレセプト作成ソフトを導入することにより、カルテに書かれた内容をコンピューターに打ち込むだけで、作成が出来るようになりました。
ですから、月末のレセプト作成は、打ち込んだ内容を出力するだけでよくなり、随分 楽になったといいます。

さらに、最近では電子カルテというものが登場しました。
電子カルテを導入すると、今まで、医師が書き込んでいた紙のカルテが消えて、全てはパソコンに入力することになります。
確かに、紙のカルテはかさばりますし、たくさんの患者さんのカルテの管理にはどこの病院も頭を悩ませていることでしょう。
電子カルテになれば、コンピューターが全て管理してくれるのですから、このような悩みも解消されるといえます。

これからの医療事務は受付ではなく、医師の傍らで仕事をするようになるのかもしれませんね。

2007年12月15日

医療事務の給与は、いくらなの?

医療事務の給料は一般事務と比べて高いと言われていますが、実際はどうなのでしょうか?

パートの時給は、地域にもよりますが、大体850~1000円といったところが多いようです。
資格を持っていたり、医療事務経験者であったりすると、時給1500円というところもありますが、平均すると一般事務とあまり変わらないといった印象ですね。
しかし、専門性の高い仕事ができれば、それ以上の給与がもらえるところもあるようです。

派遣社員は時給1000~1500円が平均のようです。
しかし、未経験者の派遣の場合は、時給も少し下がるところがほとんどのようです。
また、正社員と違い、賞与がないということも頭にいれておきましょう。

正社員は約15~20万といったところが多いようですね。
もちろん保険も完備しているところがほとんどで、賞与や残業代も支給されます。

医療事務は雑務的なことから専門的なことまで、
全てをこなしている割には少ないと感じる方が多いでしょう。

2007年12月16日

医療事務の経験がなくても大丈夫なの?

今まで、一般事務しか経験していない、営業職だったなどの理由で医療事務が務まるかどうか不安な方はたくさんいらっしゃる事でしょう。
しかし、心配はいりません。安心してくださいね!大丈夫です!

医療事務は、専門的知識がないと大変なのは事実ですが、これは経験しながら身につけていけば、大丈夫です。
もしも、一般事務を経験されていたのなら、電話応対はお手の物なのではないですか?
病院には、患者さんだけではなく、さまざまな電話がかかってきます。
明るくハキハキとした電話応対は病院の印象もよくなりますね。

営業職経験のあなたは、人とのコミュニケーションをとるのが上手なのではないですか?
患者さんの中には、受付でしばし雑談をされていく方もいらっしゃいます。
そんな中で、患者さんの元気のない原因が病気だけではないことが分かるときがあるのです。
それとなく、医師や看護師に伝えておくと、治療のときの参考になったりすることもあって、自分も医療に関わっている実感が得られます。

自分に出来ることから少しずつ始めて勉強していけば、医療事務本来の仕事も必ず身についてきますから、安心してくださいね。

2007年12月17日

医療事務の介護事務について

ニュースなどでも度々耳にする介護保険法。
どのようなものかご存知ですか?
介護保険法とは、私達国民の保険料で、
高齢者や介護者に介護サービスを提供する社会保険制度のことをいいます。

この保険法が施行されてから、あちらこちらで老人介護施設が出来るようになりました。
これに伴い、ホームヘルパーやケアマネージャーなどの介護職も大変注目されていますね。
このような施設では、利用者へのサービス内容を市町村などの保険者に請求しなくてはいけません。
この仕事をこなしているのが、介護事務といわれている医療事務の方達です。

今から医療事務を目指したいと思われる方には、
人材不足といわれている介護事務を考えてみてはいかがでしょう?

介護事務は、一般的な医療事務とは違い、介護に関する専門的な知識が必要です。

ですから、医療事務の経験者でも、
転職して介護事務をするときには、介護と医療の両方の勉強が必要となってくるのです。

大変ではありますが、今の社会では、高齢化が進んでいますし、
これから介護が必要な人はますます多くなるでしょう。

関連施設も増加している一方ですから、介護事務が出来るようになれば、就職には大変有利ですね。

2007年12月18日

医療事務の自立支援教育訓練給付金について知りたい。

現代の社会において、母子家庭・父子家庭の数は増加している一方だそうです。
慰謝料や養育費、母子手当てなどで生活できれば一番望ましいのですが、現実は子供を育てていかなくてはいけないためにも、働かなくてはいけないのが現状のようです。

手に職をつけられれば、もう少し良い条件の仕事がありそうなのに・・・と思ったことはありませんか?
各自治体では、このような母子家庭の支援のために、
自立支援教育訓練給付金という制度を設けています。

自立支援教育訓練給付制度とは、母子家庭の母親がスキルアップをして、
就職に有利になるように、各自治体が受講費の支援をしてくれる制度です。
医療事務の講座においても、この制度を取り入れているところがほとんどです。

条件としては、下記のようになっています。
 ● 児童扶養手当支給水準の母子世帯であること
 ● 雇用保険の教育訓練給付の受給資格を有していない者
 ● 当該教育訓練を受けることが適職に就くために必要であると認められる者
 ● 過去にこの制度を利用したことがない者

給付を受けるには、期限内に申請しないといけませんし、給付してもらえる金額は各自治体によって違いますので、御自分が住んでいる自治体に確認してくださいね。

2007年12月19日

医療事務の教育訓練給付制度については?

医療事務の勉強をするには、独学でなければ、最低でも5~6万はかかると言われています。
勉強をして資格がほしいけど、費用を考えると踏み切れないと言う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

医療事務やホームヘルパー、経理事務など専門性の高い講座を受講するのに、自治体などが受講料の一部を支給してくれる制度があるのをご存知ですか?
ハローワークから給付金がもらえる「教育訓練給付制度」です。
これは、現在働いている人つまり、雇用保険の被保険者であることが条件です。
といっても、被保険者である期間についての、さまざまな条件があります。

 ●被保険者になってから1年以上同じ会社で働いている、もしくは働いていた(制度利用ははじめて)
 ●被保険者になってから3年以上同じ会社で働いている、もしくは働いていた(制度を利用してから3年以上経過している)
 ●転職をしたことがあるが通算3年以上働いている、かつ離職していた期間は1年以内である

この制度を利用したいときは、あらかじめ受講する講座や教室に申し出ておく必要があります。
予め費用を出してもらえるのではなく、講座が終了してからの給付となるようです。
講座が終了したら、提出書類を整えてハローワークに申請すると受講料の何割かを受け取ることができるのです。

2007年12月20日

医療事務の派遣の待遇は!?

医療事務の仕事は、勤務形態が選べるというメリットから女性、特に主婦に人気があります。
子供がいる人は午前中だけ・・・毎日 働くのは不可能なので月に何日かだけ・・・など、条件が厳しい人もいらっしゃるでしょう。

近くの病院で運よく自分の条件にあった病院があればいいのですが、なかなかそういう訳にもいかないですよね?
そのような方のために、派遣システムというのがあります。

派遣は、自分が希望する就業時間や勤務地を選べるだけではなく、資格や経験によってはお給料も高くいただけるというメリットがあります。
しかし、初めから「何ヶ月だけの契約」などと決まっている場合は、また次の就職先を見つけなければいけませんし、病院側が希望する能力がないと契約を打ち切られる恐れもあります。

派遣社員として働くには、派遣会社へ登録するのが一般的です。
なかには、なかなか就職先を紹介してもらえない方もいらっしゃるでしょう。

医療事務の経験が豊富で、さまざまな資格を手にしている方は、インストラクターという派遣の仕事もあるようです。

2007年12月21日

医療事務の就職の対策は、どうしたら!?

医療事務の仕事がしたいと言っても、どこで働くのか、何がしたいのかによって、その内容も随分変わってきます。
大きな病院では、患者数が多いために、
仕事をこなすスピード力は身につきますので、その分野ではプロになれるでしょう。

医療事務の仕事は、細やかな気配りや対応を求められるので、女性が多く活躍している仕事です。
当然、女性ならではの人間関係の問題も多いのが現状です。
「独りでも気にならない」と一匹狼で仕事ができるような職種ではありません。
コミュニケーションがいかにとれるかは、自分の居心地の良さうんぬんではなく、医師や看護師、周りのスタッフが医療を円滑に進める上でもとても重要になってくるのです。

給与や応募資格なども気になるところです。
知りたいことは、病院へ電話をすれば、担当者が教えてくれますが、病院は始業時と終業時は混み合うところが多いので、電話をする時間帯も配慮が必要です。
電話での印象は後の面接に影響することもありますから、話し方や言葉遣いには十分 注意しましょう。

ただ単に、医療事務をしたいというだけで就職先を決めずに、よく考慮してから決めたほうが、やりがいもでてくるでしょう。

調剤薬局の医療事務は、どうなんでしょう?

昔は、病院で薬をもらう「院内処方」が当たり前の時代でした。
しかし、現在は、病院で待っていなくても、自分の家の近くの薬局で受けとれる「院外処方」という方法をとりいれている病院が多くなりました。

院外処方の場合、病院で支払うのは診察代、検査料などの処置料に加え、処方せん料というのを支払います。
そして、薬をもらう薬局で、調剤基本料、調剤料、独自の指導管理料などを支払うのです。
薬局での会計も病院と同じく、点数による計算方法になりますので、ここでも医療事務が必要になってきます。

薬局での医療事務を「調剤事務」といい、調剤報酬事務の仕事が主となります。
もちろん、レセプト作成や受付などもこなしますが、薬に対する知識を求められることが多いようです。

薬の処方が院内処方から院外処方へ変わってきたことにより、全国には調剤薬局が増加しています。
これにより、医療事務を必要する調剤薬局は多くなっています。
医療事務で働きたい人には、就職の窓口が広がりますから、良い傾向にあるといってよいでしょう。

2007年12月22日

歯科の医療事務は、どうなってるの?

歯医者に行くと、受付の方が診察の補助について、医師に器具を手渡したりしていますよね。
これは、歯科ならではの医療事務の仕事です。
もちろん、内科と同じく診療行為はできませんが、歯科では器具の清浄や準備など医師の助手としての仕事もするところがほとんどです。
現在では、予防歯科というのが注目されているのをご存知ですか?
小さい子供には虫歯予防のためのブラッシング指導を、さらには定期健診をお知らせするなどといった治療を積極的に取り組む歯科が増えています。
歯科の医療事務はこのように幅広い仕事をこなせる人を望まれているといって良いでしょう。

とても大変そうですが、実際に歯科で働いている方達の多くは、働きながら専門知識を身につけてきた方達が多いようです。
歯科の医療事務の資格をとりたいと思っている方は、まずはアルバイトなどで歯科助手を経験してはいかがでしょう?
実際に働くことによって、治療の流れがわかるようになりますし、治療に必要な点数の取り方などが理解しやすくなるのではないでしょうか。

2007年12月23日

医療事務の病棟クラーク業務について

あまり聞きなれた言葉ではありませんが、
総合病院には、病棟クラークという医療事務の業務があります。

今は健康でも、私達もいつかは病気になるかもしれませんね。
また、事故にあう可能性だってあるわけです。
そんなとき、お世話になる病院。もしかしたら、入院なんてことになるかもしれません。

病棟クラークは、入院する患者さんと医師や看護師との間に立ち、さまざまなケアをする仕事です。
仕事の内容は、入退院の手続きや食事・物品の手配などの事務的なことから、入院患者さんの診察室や検査室への案内、手術や検査のスケジュール管理など、実に多忙を極める内容ですね。
もちろん、カルテの管理や、入院中の処置などをカルテに入力する作業も行います。
さらには、直接 患者さんやそのご家族とも接しますので、精神的な不安を取り除いてあげられるような細やかな対応を求められます。

ちょっと特殊なこの病棟クラーク業務ですが、とてもやりがいがありそうだと思いませんか?
人と人との触れ合いを感じながら働けるので、自然と笑顔も増えそうですよね。

2007年12月24日

医療事務の外来クラーク業務について知りたいです。

いつもだったら、近所のかかりつけの病院で済む診察。
しかし、特殊な検査が必要であれば、大きな病院へ行かなくてはいけませんね。

大きな病院とは、複数の診療科を持つ総合病院や大学病院のことをいいます。
行かれた経験がある方はお分かりでしょうが、総合病院は迷路のように複雑ですね。

このような総合病院では、病院に入ってすぐにある総合受付だけではなく、それぞれの診療科毎に受付が設けられています。

カルテを作成して診察室へまわすのが一般的な受付ですが、総合病院ではカルテの作成は総合受付で行います。
ですから、診療科の受付では回ってきたカルテを診察室へ回したり、必要なレントゲンや検査結果をそろえたりするのです。
さらに、総合病院では、検査一つするにも違う診療科へまわらなくてはなりませんね。
患者さんが次はどこへ行ったらいいのかを案内し、同時にカルテなどの引継ぎも行います。

病院では、常に臨機応変な対応で、現場の仕事がスムーズにこなせるような気配りができる医療事務員が求められています。

2007年12月25日

レセプト業務2です。

医療事務の仕事の中で、最も重要ともいえるレセプト業務。
膨大な量のため、この業界では、月初めの残業は当たり前とまで言われているこの作業。
そのレセプト業務の中で、医療事務員が一番恐れているものがあります。
何だと思いますか?
それは、返戻(へんれい)です。

返戻をされる理由は多々あります。

保険証に記載されている詳細の記載ミス。
これは、受付での入力ミスや月初めの保険証のチェック漏れなどが原因となります。
さらには、傷病名などの記載ミス、記入漏れ・・・
「患者さんの病名で、この処置はおかしい」などと言った記載ミスがあると、査定にもつながってしまいます。

返戻や査定の分は、ミスを直して再提出してからの支払いになりますので、返戻が多ければ多いほど、病院の収入に損害が出てしまいます。
ミスは無いほうが良いのですが、人間はミスをしたものほど、しっかり頭に記憶されることが多いですよね?
ミスをしたら同じミスはしないように、ノートにまとめるなどして、自分専用の『虎の巻』を作ると良いでしょう。

2007年12月26日

レセプト業務1について紹介します。

医療事務には通常業務である受付のほかに、
診療報酬明細書というものを作成する大切な仕事があります。
この診療報酬明細書をレセプトといいます。

では、レセプトとはどのようなものなのでしょう?
私達が病院にかかると、そこで支払う医療費は、全額ではありません。
これは、私達が保険組合というものに入っているからです。
その証拠に皆さんは、保険証というものを持っていますよね?

病院では、必ず保険証をみせなくてはいけませんね。
これは、患者さんが支払う負担額以外の金額を、その患者さんが加入している保険組合に支払ってもらうためです。
誰が、どこの保険組合に入っているのかをカルテに記入するのは、その為です。

患者数が多い病院では、膨大な量になりますから、気の遠くなるような作業ですね。
しかし、以前は手書きで行っていたこの業務も、現在はパソコンで作成できるようになったので、随分 楽になってきています。
とはいえ、コンピューターも人の手によって打つものですから、誤りもあるでしょう。
その打ち誤りがないか、処置や病名などの記入漏れがないかをチェックしなくてはなりません。

2007年12月27日

医療事務の仕事の流れを知りたいです。

医療事務をしている方は日々、どのような仕事をしていると思いますか?
専門的な仕事もありますが、基本的な仕事の流れをみてみましょう。

私達が診察を受ける時に医師が症状などを書きこんでいるものをカルテといいます。
医療事務の仕事はこのカルテを作ることから覚えなくてはいけません。

カルテには、診察内容はもちろんの事、氏名・生年月日・住所・保険証に記載されている内容など患者さんのプライバシーが全て書き込まれるものです。
ですから、取り扱いには十分注意が必要ですし、そこで知りえた情報を漏らすことは厳しく禁じられていますので注意しましょう。
以前は、全て手書きでしたが、現在はコンピューターの導入により、パソコンで打ち込んだものを印刷して作成したりします。
カルテを作成したら、同時に診察券を発行します。

カルテを診察室にまわして、患者さんには診察室のあるところを案内します。
診察が終わったら、戻ってきたカルテに医師が書いた診察内容をすべて点数化して、負担額を計算し、会計をします。

2007年12月28日

受付で大事なことは、何だと思いますか?

病院に行くと「お大事に」と言ってくれる受付の方の笑顔は、病気で辛い時でも元気になるような気がしますよね。
医療事務の仕事をする上で大切なのは、常に患者さんの立場に立って物事を考えなくてはならないということでしょう。

なかには、治療の緊急を要する人もいるでしょう、時間がなくて困っている人もいらっしゃいます。
そんなときに「順番にしかお呼びできません」とか「よその病院に行ってください」では、医療事務失格です。
かりに自分で判断出来ないときは、看護師に伝えるなどして、的確な対応をしなくてはいけません。

また、患者さんからいろいろな質問をされるのも受付です。
特に診療所では、受付で、薬や検査結果を渡したりすることが多いようです。
患者さんも医師にいろいろ聞くのは、気が引けるからと受付で医療事務の人に質問をされることもあります。

医療事務は「自分だったらどうしてもらいたいか?」を考えて行動できる気配り精神を忘れてはいけません。

2007年12月29日

病院と診療所の違いは、なんでしょう?

医療事務の仕事で働く場所は、デパートでも会社でもありません。
病院ですね。

しかし、一口で病院といっても規模によって違いがあるのをご存知ですか?
私達がいう病院とはベッド数が20床以上のところをいいます。
19床以下のところは、診療所です。
近所のかかりつけの病院は、大抵がこの診療所にあてはまるのではないでしょうか。

この病院と診療所、どちらで医療事務をするのかによって、仕事の内容はかなり違ってきます。
まず、病院では、患者数も多いでしょうから医師や看護師も多く働いてみえるでしょう。
医療事務も少人数でこなすのは不可能なため、たくさんの方が働いています。
仕事の内容も受付業務担当、会計業務担当などさまざまな分野で専門的に仕事をすることがほとんどです。

診療所は、大抵の場合が専門分野のクリニックです。

どちらが自分に適しているかは、働いてみないと分かりませんが、どちらともスキルアップのための勉強は必要です。
初めは誰でもオロオロすることがありますし、落ち込むこともあります。

やりがいのある仕事をすることほど、楽しい人生はありませんよね。

2007年12月30日

医療事務の資格をとるには?どうしたらいいんでしょう。

医療事務の仕事に就いたけど、やはり勉強して知識がほしいとか、
資格をとってから就職先を見つけたいなど、人によって考え方はいろいろありますね。

医療事務の資格をとる方法も、さまざまです。

専門学校、通信教育、通学講座そして独学。
どの方法が自分に適しているかを探さなくてはいけませんね。

一番気にかかるのは費用でしょう。
安く済ませようと思ったら、もちろん独学ですが、これは専門的な知識がないとかなり難しいといえるでしょう。

近くに教室がある方は、通学講座を受けられてはいかがでしょう?
通学講座にかかる費用はおよそ6~10万円です。
先生がいらっしゃるので、分からないところはすぐに教えてもらえますし、カリキュラムをこなす期限も決められているので、独学のように資格取得までに時間がかかることもありません。
資格取得には長くても半年といったところです。

学生で、将来 医療事務の仕事で働きたいと思っている方は、専門学校や短大に行くのも方法の一つです。
学校では、1~3年、時間をかけて医療事務の勉強をすることができます。
もちろん、事務だけではなくて、医療に関する専門知識も勉強できるので、就職には大変有利でしょう。

2007年12月31日

医療事務の会計業務について知っておきたい。

病院の窓口で支払う医療費、あれはどのようにして計算されているのでしょう?
医療費の計算は、通常、私達がスーパーのレジで支払うような計算の仕方とは違い、とても特殊な方法をとっています。

診察や検査、薬・・・これらは金額ではなく点数で表されているのです。
医療事務における会計業務は、この点数を金額に直して患者さんからお金をいただくという仕事をしています。

診察をうけると、医師がカルテになにやら書き込んでいる姿は誰でも想像できるでしょう。
窓口に返されたそのカルテを医療事務の方達は、すべて点数に書き直します。
注射の種類、薬の分量、病気の種類などによって点数は変わってきます。
点数の記入漏れや過剰請求などがあると病院の信用問題になりますから、ミスのないように何度もチェックをします。
点数は1点が10円で計算されます。
ですから、3割負担の患者さんであれば、「点数×10円」に3をかけたものが金額となるわけです。

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